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猫の地球儀 焔の章


猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)
(2000/01)
秋山 瑞人

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内容(「BOOK」データベースより)
スカイウォーカーであると言うだけで宣教部隊に殺される時代。三十六番目のスカイウォーカー朧が残したロボットと彼の人生のすべてが詰まったビンを拾ったのは、朧の予言通り、三十七番目のスカイウォーカー幽でその幽は一匹のちっぽけな黒猫だった―。史上最強の斑は過去四年に渡りスパイラルダイバーの頂点に君臨し続け、斑に挑戦することはすなわち、死であると言われたその斑に勝利したのは二千五百三十三番のスパイラルダイバー焔でその焔は一匹の痩せた白猫だった―。そんな幽と焔が出会ったとき、物語は始まる…。SFファンタジー。



ガリレオ・ガリレイVSピーター・アーツの第一ラウンド。
天才と時代と禁忌と。

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イリヤの空、UFOの夏 その4


イリヤの空、UFOの夏〈その4〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その4〉 (電撃文庫)
(2003/08)
秋山 瑞人

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それらはみな、夏の化石だった。

夏は死につつある。

世界は、自分たちだけを残してどこか知らない場所へと動いていく。
(本文より抜粋)



という訳で、『イリヤの空、UFOの夏』最終巻読了しました。

日常と非日常の配分、切り替えが凄いなと書いたけど、今巻はもはや普通の日々なんてどこにもなくて、まさに終局といった感じ。ラストまでノンストップで、怒涛の展開です。
文化祭をやっていた頃が懐かしい……。

背中を押し出す言葉が呪詛となり人の心を縛ってしまうというのがブラックでした。子犬の話もね。奪う為に与える。使命と信念、人間の狡猾さ、非道さ、人らしさ。榎本は影の主役と言ってもいいかもしれない。

UFOと絡めたラストは素晴らしい。
夏の終わり。移ろい行く季節。淡く切なく痛々しい展開に、引き込まれてしまうこと必至。
世界を股にかけた日々、夏の思い出、残像が胸にぽっかりと風穴を開ける。この読後感はもう二度と味わえないのではないか……。
ここに、至高のボーイミーツガールがありました。

ただ、読むタイミングが良くなかったかもしれない…。夏に読むべきだったかもしれません。まぁそれで内容が変わるわけではないですけどね。また再読しようかな。
もう10年ほど前の作品ですが、素晴らしかった。個人的には2巻が一番面白かったかな。これは読んで損はないと言いたいです。



え、『イリヤの空、UFOの夏』シリーズを読んだことがないって?
……まぁ僕も最近手に取ったわけで人のことは言えないのですが、

やはりこれを言うしかないようだな……




おっくれてるぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!

イリヤの空、UFOの夏 その3


イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)
(2002/09)
秋山 瑞人

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続いて第三巻。これは最近読み終わったところ。

どうしても「張り切りやがって……」という言葉が出てきてしまう。それほどまでにあのシーンは強烈で、印象的でした。
極限のパニックに陥った心理状況を、文字だけでこんなにも表現出来るものかと感心してしまいます。読んでるほうも変な汗が出てきた……。

じりじりと、ゆっくり明かされていく園原基地の秘密。今になって振り返ると、読んでるこちらまでが目を背けていたのだなぁと気付かされる。確かに、何かが起こることはわかっていたはずなのに、そんなことは伊里野との出会いのシーンから明らかだったはずなのに、これは小説なんだからというメタな目線まで持ち合わせていたはずなのに。

変わり始めた日常、豹変する伊里野、水前寺というスーパーヒーローの脱落、世界が動いているという実感が湧いてきますが、これは浅羽に感情移入しているからなのかどうなのか……
次巻が最終巻。救われない展開が待っていそうですが、どうなるのか。すごく面白いです。

イリヤの空、UFOの夏 その2


イリヤの空、UFOの夏〈その2〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その2〉 (電撃文庫)
(2001/11)
秋山 瑞人

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3巻まで読み進めたのですが、順を追ってまずは2巻の感想でも。
文化祭がメインとなった巻ですが、時系列と視点を入れ替えて展開していくことで退屈させない。日常と非日常の切り替えも絶妙で、本当に引き込まれてしまう作品です。

浅羽にべったりの伊里野がかわいいね。それにヤキモチを焼く昌穂も。

心地よく綴られる独特の言い回しはそれだけでエンターテイメントというか、一瞬一瞬が色濃く描写されていて素晴らしい。心理描写も情景描写も抜かりがなくて、完成されているなという印象が強いなぁ。伏線を忘れさせるくらいに毎ページが面白くて、そこに突如舞い込んでくる裏の陰謀、予想したはずなのに忘れていた未来がそっと静かな憂鬱を連れてくる。すごい。

番外編も恐かったけど面白かったです。根性ーーーーーーーーーー!!!!!

イリヤの空、UFOの夏 その1


イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
(2001/10)
秋山 瑞人

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内容(「BOOK」データベースより)
「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。ちょっと“変”な現代を舞台に、鬼才・秋山瑞人が描くボーイ・ミーツ・ガールストーリー、登場。


『サクラダリセット』シリーズの感動から数日、僕が『さよならピアノソナタ』か迷って手を出したのは『イリヤの空、UFOの夏』シリーズ。2001年の作品で、ライトノベルの代表作と言われるほどの当作品ですが、なるほどその名声には十分納得の出来る内容でした。

というか純文学っぽいかな。挿絵がないからかもしれませんが。最近のライトノベルはなんだかタイトルからして買う気が起きない作品ばかりなので、こういう作品をもっと世に出せばいいのにな、とラノベ業界におせっかいを焼いてみたりします。まぁニーズというものがありますけどね。僕がこの作品を読みながら「なんか少し古いな」と感じたのは事実ですし。

短文は少ないし、結構ページが真っ黒になるタイプなのになぜかとてもリズムが良くて、読み進めていくのがすごく楽しい。等身大の日常の中に突然ステルス爆撃のように投下される非日常が作品に緊張感を与えていて、ほっこりとしていたらギョっとさせられたり、濃いキャラクターたちの会話を楽しく聞いていたら背筋の凍りつくような描写が舞い込んだり。緩急というか読ませ方がうまいというか。色々と参考になる作品です。


一巻完結でないところは、やっぱりライトノベルというものの様式が今とは違っていたということなのかな。雑誌連載をまとめたものみたいだし。

現在は、2巻を読み進め中です。
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