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暗いところで待ち合わせ


暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
(2002/04)
乙一

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 最近乙一さんの作品を良く読んでいるのですが、その中でも最も感銘を受けたのがこの作品です。表紙が若干怖いのに加えて乙一さんはよくホラー作家だと言われたりするのでそういう内容かと思いきや、本当に心暖まる内容でした。

 視力を失って部屋の中で引きこもって暮らす女性の家に、殺人犯として追われている男性が立て籠もり、奇妙な共同生活が始まる…というあらすじなのですが、この目の見えない女性の心情描写というのが本当に見事で、ページを捲っていて涙腺が緩んでしまったことも度々ありました。
 二人の視点から交互に物語が語られていくのですが、たとえば男性の視点で3~8まで話が進んだとしたら、女性の視点で6~12まで話が進む。次は男性の視点で10~15まで話が進む。このとき、4~6の部分や10~12の部分というのは二人の視点から重複して語られていることになるわけですが、この構成が非常にうまい。男性サイドのときには意図がよく分からなかった女性の行動が、女性サイドのときに明確に明かされる。
この返し縫いのような進み方が、物語を丁寧かつ深みのあるものにしていて、素晴らしいです。

ちゃんとサスペンスらしいオチもつくので単なる恋愛モノに落ち着かないところがまた良い。オススメです。

乙一や有川浩ってライトノベルだと言われるけどライトノベルカテゴリに入れていいものか…。
ライトノベルってなんなんでしょうかね。僕もこう、楽しみに考えていたりします。
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