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イリヤの空、UFOの夏 その3


イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その3〉 (電撃文庫)
(2002/09)
秋山 瑞人

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続いて第三巻。これは最近読み終わったところ。

どうしても「張り切りやがって……」という言葉が出てきてしまう。それほどまでにあのシーンは強烈で、印象的でした。
極限のパニックに陥った心理状況を、文字だけでこんなにも表現出来るものかと感心してしまいます。読んでるほうも変な汗が出てきた……。

じりじりと、ゆっくり明かされていく園原基地の秘密。今になって振り返ると、読んでるこちらまでが目を背けていたのだなぁと気付かされる。確かに、何かが起こることはわかっていたはずなのに、そんなことは伊里野との出会いのシーンから明らかだったはずなのに、これは小説なんだからというメタな目線まで持ち合わせていたはずなのに。

変わり始めた日常、豹変する伊里野、水前寺というスーパーヒーローの脱落、世界が動いているという実感が湧いてきますが、これは浅羽に感情移入しているからなのかどうなのか……
次巻が最終巻。救われない展開が待っていそうですが、どうなるのか。すごく面白いです。
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