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ぼくらの


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たとえば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして

僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ

HERO/Mr.Children





君のその命を賭けて地球を守ってくれ―。

ある日突然そう頼まれたところで、「どうして私がそんなこと」と言ってほとんどの人が耳を背けるだろう。

では、

君はその命を賭けて地球を守らなければならない―。

そう告げられたとき、その宿命からはどう足掻いても逃れられないとき、人々はどうするのだろう。

この物語は、15人の中学生がとあるゲームに参加するところから始まる。しかし、軽い気持ちで参加したそれはとても凶悪なゲームだったのだ

そのゲームとは、15人が交代で巨大ロボットを操縦し、地球にやってくる巨大な敵を倒すというもの。


敵に負ければ地球は消える。

そして、勝利しても、操縦者は、死ぬ。



余命宣告をされた患者のようであって、しかし戦闘のとき以外はいつも通りの生活が可能という環境の中で、彼らは様々なものへと思いを募らせる。それは自分の過去であったり、家族であったり、情欲であったり。特に醜い部分はリアルに描かれていて、激しく葛藤する様子も生々しいものがあった

そうして生と死とに向き合い、絶望した先で彼らが見出すのは、自分の存在意義。命を賭けて地球を守るという使命。
果たして命がけで守る価値が地球にがあるのか?そんな疑問を提示しながらも彼らは戦い、1人、また1人と散っていく。



残酷な運命をも使命だと受け入れ、地球のために戦う彼らの姿は、勇敢で眩しく、しかしどこか痛々しくもあった。僕がそう感じたのは、彼らが自分の中で、完全なヒーローになり切れていない部分があったからではないかなと思う。
だって死んでしまうのだから。名声を得る間もチヤホヤされる間もなくこの世を去ってしまうと知っていて、純粋に地球を救うために戦うことなんて僕には不可能なことのように思える。最初の問いかけで書いたようにね

しかし、それでも戦わなければいけない。戦って大切なものを守らなければいけない。
そういった使命を背負って英雄になった気になり自己陶酔している中で、それでも心のどこかに捨てきれずにある死への恐怖。
そのごちゃ混ぜになった感情を、この作品は忠実に再現していたと思う。

そしてそれは主題歌『アンインストール』の歌詞にも現われている気がする。
「恐れを知らない戦士のように 振舞うしかない」
この一文にこの物語が集約されているといっても過言ではないくらいだ

どこかで戦士になりきれない自分。使命と義務の混同。
この作品から学ぶものは多かった

アンインストール アンインストール
この星の無数の塵の一つだと 今の僕には理解出来ない
アンインストール アンインストール
恐れを知らない戦士のように 振舞うしかない アンインストール

アンインストール/石川智晶




終盤、人数が減ってきてからの展開がかなり好きだった
また、国内でロボットのエネルギーを利用する研究が進んだり…と、設定もさすがSF作品という具合に凝っているので、面白かったですね。

名作と呼ばれる作品なのでぜひ視聴して欲しいと思う
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