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魔法少女まどか★マギカ 第7話『本当の気持ちと向き合えますか?』感想

人間の心と体は一体であって、切り離すことは出来ない。腕をナイフで切りつければ「痛い」と感じるし、心臓が止まれば精神も死ぬ。
それだと戦うのに不便だから、『人間』じゃなくしてしまえばいい。心と体を引き離し、戦いに特化した『魔法少女』にしてしまえばいい。

キュウべえは魔法少女たちにこんなとんでもない運命を叩きつけていくわけだけど、それを一寸も悪いことだと思っていないというのがまた難しいところですね。人間の価値観は通用しない。「どうして人間はそんなに魂の在り処にこだわるんだい?」キュウべえはただ自分の使命を果たしているだけだという認識なんだよね

ただキュウべえがどうしてこのようなことをしているのかはまだ不明…。『ワルプルギスの夜』にも関連してくるのでしょうか。


■杏子とさやか

2人は共に「他人のため」に願いを使って魔法少女になったのですね。ただ、自分以外の人のために願いを使うということは危険なことでもあると前にも書きました。

そして実際に、杏子はそれで失敗してしまった。以来彼女は、魔法の力を自分だけのために使おうと決心したんだね
100万円を払って力を得たのに70万円分の力にしかならなかった。だからその力を使って釣り銭を稼ごうというのが杏子の考え方だ

一方さやかは、それでも「他人のため」に魔法を使い続けようと決めた。
大きな代償を払って得た力。杏子は「代償が高すぎる」と言ったが、さやかはそう感じていない。
魔法は使い方しだいで素晴らしい力になる。さやかは120万円分の力を見出そうとしているんだね


■ひとみと上条クン

魔法少女の身体のシステムがわかり、ただでさえ絶望的なこの状況でさらに追い討ちをかけるのがこの脚本なのですね…。
上条クンをめぐっての三角関係が浮上。まさかここでひとみが出てくるとは…

ただ悲しいことに、さやかはもう人間じゃないんだよね。抜け殻となってしまった身体で抱き合ったり、キスをしたり…といったことは、さやかにはとても出来ないんだね
そしてそれは、ひとみに上条クンを取られてしまうのをただ見ているしか出来ないということ。

そうしたとき、さやかは一瞬、ひとみの命を救ったことを後悔しかけてしまう。
他人のために力を使うと決めたのにも関わらず。後悔なんてあるわけないと言い放ったにも関わらず。
こういった心の揺らぎや葛藤をリアルに描いていて本当にこの作品は面白いね

■さやかの末路は

まどかに慰められてスッキリしたと切り替えるさやかだけど、やはり精神はズダボロだったようで。それは魔女との戦闘シーンで十分に感じ取ることが出来た
痛みを完全に消し去り、血だらけになって魔女を攻撃するさやか。その姿はもはや人間ではなかったね

影絵で表情を見えないようにすることでかえってさやかの狂い様が不気味に伝わってくる。
それに加えて『孤独』という印象も植え付けるね。次回予告でも「あんたたちとは違う魔法少女になるって決めたんだ」という台詞があったし。我の強い一匹狼のような性格を持っている彼女の内面を表現するのに適した演出だったと思う

それに加えて、戦闘中のBGMがバイオリンの曲だったのもまたいい演出だったなと感じますね。さやかがこうして戦っている理由も、狂ってしまっている理由も最終的には上条クンに行き着くんだよね。
そして、そのおかげで上条クンはバイオリンが弾ける身体になった。このBGMからは皮肉めいた意図を感じる

ただ、それなのに腹が立つくらい綺麗な音色なんだよな
この音色が蘇えるのを望んだのもまたさやかであって、だからこそ間違いとは言えない。
優しさが不幸を呼び、正しい故に傷付くこともある。ほむらやまどかママが言っていたことだね

ここでまどかは選ばなくちゃいけないのかもね
正しすぎてボロボロになっているさやかの代わりに誰かが間違えてあげなければいけない。さぁ!僕と契約を!
というよりそろそろまどかの変身シーンが見たいのだけど…。やっぱり最後の最後まで変身しないのかしら

心と体が引き離され、魔女と戦い続けなければならない。マミの死も目前でみた。そんな過酷な条件を知って、それでもなお魔法少女になろうとまどかが決心するのはいったい何のためなのか。
家族か友人か…世界か…。この鬱展開は、まどかの変身の意味を重要なものにしているよね
まどかが変身することがこの作品のメインテーマなのかもしれない。となると最終回までお預けとかもあるかもな…



さて、ひとみの告白はどうなるのか、それともさやかがさせないのか。
さやかの今後は上条クンありきですね。次回も見逃せないっ
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